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スペーサー (コンクリート工事用) : ミニ英和和英辞書
スペーサー (コンクリート工事用)[よう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [たくみ]
  1. (n,adj-na) (1) workman 2. artisan 3. mechanic 4. carpenter 5. (2) craft 6. skill 7. (3) means 8. idea
工事 : [こうじ]
  1. (n,vs) construction work 
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
: [よう]
  1. (n,n-suf) task 2. business 3. use 

スペーサー (コンクリート工事用) : ウィキペディア日本語版
スペーサー (コンクリート工事用)[よう]
スペーサー(spacer)は、建設工事において鉄筋コンクリートを打設する際、鉄筋が動かないように所定の位置へ固定させるとともに、必要なかぶりを保つために用いる材料である。

== 概要 ==
土木建築などの建設工事において鉄筋コンクリート構造物を構築するときは、現場の状況に合わせて鉄筋を組み立て、型枠を組んで生コンクリートを打設することが多い。このとき、組み立てた鉄筋の位置や間隔が狂うと、鉄筋コンクリート構造物の強度に影響を及ぼす恐れがある。またかぶりの厚さが不足すると鉄筋が酸化し、鉄筋コンクリート構造物の強度を低下させる結果となる。しかし、施工ミス、組み立てた鉄筋への振動や衝撃、生コンクリートを打設する際に作用する圧力などによって鉄筋の位置に狂いが出たり、かぶり不足になったりする恐れがある。それらを防ぎ、所定通りの強度を得、構造物の耐久性を確保するためにスペーサーが使用される。
スペーサーは鉄筋コンクリート内に埋没して構造物の一部となるため、スペーサーの材質・形状・寸法は、場所や目的に応じて適切なものを使用する必要がある。
国土交通省や各都道府県の『土木工事共通仕様書』『公共建築工事標準仕様書』、各地方整備局の『土木工事共通特記仕様書』などでは、鉄筋のかぶりを確保するために、スペーサーの使用とともに材料や使用量等が定められている。
スペーサーの選定や配置の検討におけるガイドラインとして『コンクリート標準示方書』(土木学会)、『建築工事標準仕様書』(日本建築学会)がある。また『鉄筋工事用スペーサ 設計・施工ガイドライン』日本土木工業協会、1994)には選定条件、耐荷力の評価方法、設計・施工・技術指針などがまとめられている。
== 材質 ==
スペーサーの一般的な材質としては、プラスチック製、製、コンクリート製、モルタル製、セラミック製等がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スペーサー (コンクリート工事用)」の詳細全文を読む




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